藤川球児さんの話しの意味

プロ野球　阪神タイガースの守護神　藤川球児さんの記事がとても共感でき、そして、順蹴FA　三戸代表が常に選手に話をしていることに重なるものであったのでご紹介するとともに、球児さんの意識の高さがあればこそ、今の活躍であると改めて納得でした。 

〝投手キャプテンを務める阪神の藤川球児投手(31)が9日、鳴尾浜で自主トレを行い、道具を大切に扱っていないとして、若虎たちに苦言を呈した。ブルペン脇の投手陣が使うプレハブ小屋内部は、スパイクや練習用具が散乱。年末年始にかけて用具を手入れしたり、整理整頓したりした形跡はなく、これが若手が育たない原因の一つとして失望感をあらわにした。

　“残念”のひと言では済まないほど、藤川は失望感に包まれていた。先人が築き上げてきた歴史、次世代に受け継いでほしい伝統‐。鳴尾浜にあるブルペン脇の投手陣が使う小屋。その惨状を見たキャプテンは「残念やね」と肩を落とした。

　この日、自主トレのため久々に鳴尾浜を訪れた。今では１軍の甲子園が主戦場だが、若き日に礎を築いた思い出の場所。黙々とランニングやトレーニングをこなし、投手陣が着替えや準備を行うブルペン脇の小屋に入った瞬間、そこには悲しい現状が広がっていた。

　脱ぎ捨てられたスパイク、放置された練習用具。年末年始を経ても手入れされた様子はなかった。「小屋が汚い。これでは１軍の選手と差が出てしまう。見られているという感覚がないのかな」。表情をしかめ、大きなため息をつきながら若虎たちに苦言を呈した。

　藤川は常に自分自身をファンの視線の中においている。プロとして身だしなみ、その姿勢には誰よりも気を使う。０９年の春季キャンプ、ボロボロのシューズを履いていた玉置に、新品のランニングシューズをプレゼントした経験もある。

　それだけに「１つの練習でも、そういうのがないと、良い練習にはつながらない。意識と言えば低レベルな話だけど、それでプレーが良くなるというよりも見られている感覚。いつ見られても良いようにね」と訴える球児。スリッパが乱れていればきちんと並べ直すのが、自身が寮生、若手のころの基本だった。

　ここ数年、若手の伸び悩みが叫ばれているが、「若い選手がロクな選手に育たない。若手（新人）はそれ（整理整頓していない状況）を見て学んでしまう」と危機感を募らせた。さらに「何をやってるんだろうなと。２軍でも投手コーチやスタッフが見れば分かること。ファームはそういう場所」と語気を強める。

　あくまでもタイガースが強くなるために、汚れ役として苦言を呈したキャプテン。失われた伝統を取り戻すため、球児が発したその言葉で、若虎は変わらなければならない。〟

ここ最近、順蹴FAの合宿や、試合会場では、特定の選手が整理整頓や片づけを行い、余所目からは、〝順蹴FAの選手たちは素晴らしい〟と言って頂いていますが、本当に特定の選手だけが意識している実情では、関東大会連続出場、その先の全国大会出場は怪しくなってしまいますね。

それでも、試合会場のバッグ等は、きちんとコンパクトにまとめられ、瑠偉の代でみられた〝だらしなさ〟は解消されています。だからこそ、次なのです。

新春の波崎合宿は、非常に大きな収穫があったと私は感じています。三戸代表の揺るぎのない指導方針のもと、とくにU-14の選手たちは、自分たちで考え、自分たちで評価し、修正しょうとしてきています。

U-13の選手たちは、まだまだそこまでの理解は求めるべきもなく、U-14波崎合宿最終日と同日にあった練習では、合宿から直行して頂いた三戸代表を激怒させてしまいました。

球児さんの言う『残念やね』の言葉を、三戸代表に言わせないような生活習慣や、練習への挑み方は、選手個々が意識してくれることで、『成長』するのでしょう。

まずは、整理整頓を自分ですることから、意識してみてはどうでしょうか。

もちろん、整理整頓が苦手な私も、意識して取り組みます。

コメント 2

こんばんは！お邪魔いたします。

今は中国で監督をやってるサッカー元日本代表監督岡田武史氏も、マリノス監督に就任したとき、まずロッカールームの清掃と整理整頓を選手に命じたそうです。
やはり、何事も生活の根本をきちんとただしていくことが大事なんですね・・・といいつつ、整然とは程遠い生活環境で暮らしておりますが（苦笑）。
by 如雪 (2012-01-11 19:42) 

・新監督の和田君は高校の1つ下の後輩なので今年は
にわか阪神ファンになりそうです。
自分も、整理整頓苦手です、だからshinにも強く言えない
まずは自分からですかね・・（＾＾）；
by トッチー (2012-01-11 20:18)