Number 28
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柏木選手とイニエスタ [コメント]
先週の土曜日 テレビで、浦和レッズと、ヴィッセル神戸のゲームを観戦しました。
レッズのゲームを観るなんて久しぶりでしたので、フルボトルのワイン(…といっても500円を切る)をテーブルに置き、つまみも万全で観戦準備OK。
前半に、マツと生年月日が一緒で無二の親友 ヴィッセル吉田選手の魂の2ゴールは、ちっと涙ものでした。
んん~ でも、私はレッズが観たかったので、特に日本代表に復帰した柏木選手、原口選手と私の永遠の憧れのドリブラー田中達也選手なんかを注目し直しです。
以前にも触れましたが、欧州チャンピオンズリーグの決勝戦 バルサvsマンUのゲームを魅てからと言うもの、Jのゲームにはまったくトキメクものが見つからないでいました。
そこで、柏木選手と、イニエスタの何が違うのかを観察しながら楽しむことにしました。
柏木選手は、良く動きます。とても賢い動きで、時には、ディフェンスラインの最後尾まで戻ってボール回しの起点となり、フィニッシュに絡むプレーもありの、局面ではワンタッチで上手にはたくプレー、足元のテクニックを駆使して前を向く、スペースに出て行くスキルの高さもみられました…でも、イニエスタにはなれません。
なぜなのでしょう。
周りの選手の動きが違うのは、これまた当然として、イニエスタと比べてしまうと、柏木選手のプレーは、どこか〝幼稚〟さが感じられます。
ボールをさばくにしても、イニエスタは3つ位先を見据えながら、ボールホルダーに対して意思を伝えているのに対して、柏木選手、如いてはレッズのそれは、その場しのぎで、柏木選手のプレーもぶつ切れになってしまっている感じがしました。
では、どうしたら、柏木選手はイニエスタ、もしくはシャビに近づけるのでしょうか。
やはり周囲 チーム全員の意識づけと練習でしょう。
Jレベルでは、元気、達也のドリブルは脅威です。このゲームでも達也選手のキレキレのドリブルからゴール、元気選手も何度もディフェンスを打ち崩していました。
これで勝てないのですから、何かを修正しなければならないのは必然です。
絶対にレッズは強いはずなのです。絶対です。
柏木選手もイニエスタのレベルに達することもできる素材です。
でも、なんだかうまくいきません。繰り返しです。
この閉塞感を、柏木選手はザックJAPANから何かを持ち帰ること。元気選手はU-22から、達也選手は、キレキレのドリブルをチームの勝利に活かすための練習を。
久しぶりに観たJ。レッズには、もっともっと日本サッカーをリードするチームでいて欲しいと思いました。
そして、柏木選手には、〝日本のイニエスタ〟として世界デビューを!!
それと、ヴィッセルの大久保選手…何か勘違いしているような。Jで余裕をもったプレーより、Jでも速いプレーを。100ゴールが看板倒れになっちゃいますよ。
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