Number 28
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〝喉が一番疲れました〟って聞きたい。 [コメント]
ロンドン・オリンピック 盛大の中 閉幕しましたね。
日本チームの活躍は、今は私の睡眠状態に途中覚醒が残ってしまうくらいTVの前で夢中になっていました。
特に女子ですね。卓球、バレー、レスリング、水泳、柔道、レスリング、アーチェリーetc 男子ガンバレ!ですね。
サッカーは、なでしこが銀メダル。
決勝戦の戦いは、なでしこらしさ抜群のゲーム~なでしこらしさと言うのは、宮間キャプテンに言わせると〝泥臭さ〟だそうです~で、内容で勝って、結果で負けたゲームでした。
タイムアップした後の宮間キャプテンの号泣には、ジィ~ンときました…と言うよりは、いつの間にか私もグチャグチャに泣いていました。
でも、そのあとの表彰式での抜群の明るさ。この切り替えも、場面を敏感に感じるセンスも なでしこの魅力でしたね。
そして、そして表彰式の終わった後のインタビューでは、各選手がまた悔しさだとか、仲間への感謝だとかを語りながら涙している様子に、またまた涙腺が… あの日は、そのまま仕事で、みんなに〝どうしたんですか?〟と言われてしまうくらいグチャグチャでした。
男子は、ベスト4! メダルには届きませんでした。
我が母校の先輩 関塚監督は、この結果をどのように評価し、受け止めているのでしょうか。
香川が呼べず、宮市も使えず、闘莉王なんかも使いたかったのかなぁ…どのくらい、関さんの考えたチーム、イメージしたチームで戦えたのでしょうか。
スペインに勝利した初戦は、コンディション調整もビッタシでしたね。スタッフの意思疎通が完璧であったこと、大津が『関さんに金メダルを掛けさせてあげたかった』と言わせた人間性、組織づくりは関塚監督の力ですね。
でも、でもメキシコ戦は、スペースのない中で永井のスピードの活かし方、韓国戦では、戦う気持ちの強さに差が歴然でした。どうこの結果をW杯や、JAPANESE WAYの完成に向けられるか、楽しみでもあり、不安でもあります。
ザックJAPANのベネズエラ戦を観ていても、JAPANESE WAYの完成には、まだ道は遠い感じがしました。
巧い選手は、ほんとうに増えました。でも、強い、逞しい選手はどうなんでしょう。
オリンピック代表から、W杯代表にドンドン刺激を与え、下克上しましょう。いや、してください。
順蹴FAは、お盆のOFFが明けて、昨日から練習開始。
OFFの過ごし方を問う昨日、今日の練習で、何人かの選手は、簡単に練習を放棄して、自分の身体を労わっていました。
ちょっとした練習に内蔵系、心肺系、基礎的な体力の準備、気温への順化ができずに〝お腹痛いです〟 〝気持ち悪いです〟の連発。
さすがに3年生にはそのような選手は皆無でしたが、2年、1年は、ピッチにいる選手より、木陰で座って、ただただ涼んでいる選手の方が多くなる異常事態。なんたることか。
私の頃…もう25年も前ですが、体調が悪くなっても、自分から休むなんてことは考えなかったものですが。体調が悪くなっても一刻も早く練習に戻れるように、水をかぶったり、全部吐いてしまったり、ありったけの方法を駆使したものですが…。
それでも、練習が終わり帰りのバスでは、なんにもなかったのように〝ふつう〟に戻る選手達。
Offは、大事で、「Offと、Onは…」なんて言いますが、Onの後の練習の準備をしておくことは、基本中の基本だと思うのですが、まぁ昨日、今日で選手達にも、三戸代表、コーチから、その辺りのことが口頭で伝えられていましたので、もうこんなことはないと信じています。
U-13は、地元の中学部活と練習ゲームをやって頂きました。
〝相手は3年生がでている〟だとか、〝3年生だからしょうがない〟だとか〝3年生だから勝てっこない〟etc もうどうでしょう。
キッズ年代では、学年別が当たり前で、一つ上の学年とゲームをしても、それはイレギラーで、別に自分のキャリアには関係ないと思っていたのでしょう。
でも、サッカーは、年齢で区切ったり、体重で区切ったりするスポーツではありません。もちろん、今回のオリンピックのように、年齢制限でカテゴリーされる大会はもちろんありますが、どんな年齢だろうが一緒にやる。そして、身長が小さい選手は大きい選手にどう勝てるか考え、スキルをつけるだとかができるスポーツのはずです。
それを、ゲームがはじまる前、ゲーム中に、それを言い訳にして戦うことを放棄するのは、まったくもって信じられません。
でも、事実として順蹴U-13の選手達は、そう考え、そういうレベルにいます。ここから、その選手達が気づき、自分で考えを変え、自分から行動を起こせるか、楽しみに、期待しながらみていきたいと思っています。
宮本恒靖さんの引退ゲームの特集の中のインタビューで、『今日のゲームでどこが一番つかれましたか?』という質問に対して、恒は、〝喉です〟と答えていました。
しゃべれてなんぼですから…と恒は簡単に言いますが、順蹴の特にU-13,14の選手達には、そんな意識はいまはありません。
明日は、鴨川遠征です。千葉県クラブユース選手権 U-14 下位リーグが始まります。
この結果で、来春のクラブユース選手権のシードが決定します。
〝喉が一番疲れた!〟と言ってくれるくらい、激しくチームで言い合い、修正し、高め合ってくれるゲームを期待しています。
私はバスの運転です。安全運転で行って参ります。
なでしこ!勝たせたかったなぁ
応援する駒女の岩渕まなちゃん!
最後のシュートにひとひねりあったらって悔やまれるゲームでした。
でも彼女らの精神力の強さは男子は見習うべきと感じました。
by JUN (2012-08-18 10:40)
JUNさん コメントありがとうございます。
私も個人的に岩渕真奈選手 大好きです。応援しています。澤、宮間を継ぐのは彼女であって欲しいと切に願っています。
by ruy0810 (2012-08-18 20:09)
ロンドン五輪サッカーは男女共によくやったと思います。男子はメキシコ戦の2点目のきっかけとなるボールの取られ方は、U-17とU-20の世界大会出場経験が無いことあのような形で出てしまったような気がして残念でしかたがないです。女子はワールドカップで優勝して、対戦相手に研究されている中での銀メダルは凄いです。女子は世界的にどちらかと言うとフィジカル・個人技が目立つ中、なでしこはテクニックや組織で対抗しているように見えます。守備的な戦術はW杯王者らしくないという批評はたしかにありますし、そうかもしれません。それだけ、なでしこが世界に良くも悪くも評価されるようになったのでしょうね。今日から日本でU-20女子W杯が始まりますが、彼女達が五輪に出た選手に危機感を持たせるプレイを期待してますよ。長文失礼しました。
by ひろかず (2012-08-19 17:22)