Number 28
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順蹴FA U-14 茨城遠征でした。 [順蹴FA]
順蹴FA U-14を引率しての茨城遠征に行ってきました。
法政大学石岡体育施設のグランドまで、順蹴がいつもお世話になっている大谷屋酒店のマイクロバスで19名の選手たちです。
vs 石岡アセンブル 4-2 得点者:泰輔くん3、歩くん
vs 古河第一中学 5-0 得点:歩くん2、祐人くん、滉平くん、泰助くん
本日は、コーチの帯同は私一人で、楽しくポジション配置と、ゲーム中の修正を仕切らせて頂きました。
コンセプトは、①チーム力の向上 ②ボールを失った直後のファーストディフェンスの徹底 ③奪った後のボールの処理 ④サイド攻撃 の4点を伝えました。
ポジションは、公式戦ではスターターになれない選手を刺激のあるポジションに配置して、しかもコンセプトを意識できるようにと欲張りました。
初戦の前半では、相手のスピードスターにぶっちぎられて2失点。
ぶっちぎられた選手は、課題が見えました。スピードをつけるトレーニングを普段から意識していくことが大事ですね。
体幹トレーニングも良いですが、ジャンプ系のトレーニングも入れてみると良いかもしれませんね。
奪った後に、また簡単にボールを失い、勢いがつかない場面もみられました。
大きなバックパスは避けたいですね。それでは、どうしましょう。
奪った選手と、そのほかの選手の距離間ですね。奪った選手が、直ぐに、ミスがなくボールを離せる距離にフォローについていることが必要です。
バルセロナは、この距離間が抜群です。複数の連携で奪った後は、良い姿勢でパスの受け手となっている選手に的確につなぎ、ボールを受けた選手は、攻撃にスイッチが入るような意図を持つか、ゲームを落ち着かせるか次のパスでメッセージしていました。
後半に入ると、主力選手が期待通りの活躍で、チームに躍動感をもたらせてくれました。前半1-2、後半は3-0でした。
フォーメーションは、4-2-2-1-1で、サイドプレーヤーを配置して、そこを起点にサイドからのボールに対して、ボックス内に人数を掛けていく約束としましたが、どうしてもサイドプレーヤーが内に中に入ってきてしまいます。
私の現役の頃は、サイドプレーヤーは、〝スパイクが石灰で真っ白になるくらい〟と言われ続けてきましたが、そこまでは言わないものの、もう少し〝幅〟を上手に使えると良いのですが。
3点目は、相手陣内でサイドで複数で奪ってからのセンタリングに対して滉太郎くんがヘディングで落としたところを泰輔くんが決めたもので、とても良いゴールでした。こういうプレーの回数を増やしていきたいですね
2試合目は、CBを魁斗くん、晧太くん(後半 拓海くん)で組んでラインを高めに設定して、GK悠斗くんの守備範囲の意識を活気させる狙い。
CBの前、ボランチの泰輔くん、智也くんが防波堤となり、相手攻撃を単発なものにしたことで、悠斗くんはボックスをでることなく終わってしまいましたが、不慣れなポジションの魁斗くん、晧太くんも無失点勝利に貢献、経験値を高めました。
攻撃陣も相手陣内でボールを奪えることで、次々にシュートシーンを創っていきますが、最後の仕掛けだとか、フィニッシュに丁寧さを欠きました。
ここのボールに〝気持ち〟〝メッセージ〟が込められるようになると『おっ』となるのですが…もうちょっとトレーニングが必要です。
歩くん、滉平くん、泰輔くんあたりからは、逆サイドに距離の有るボールを正確に強い、速いボールで届けられるプレーが何度かありました。
逆を言うと、そのほかの選手は、全体的に〝蹴れない〟ですね。これまた課題は明らかです。トレーニングですね。
〝蹴れない〟で続けると、『GKへのバックパス』のような勢いのないシュートが何本かありました。それもボックス内で…。
相手を吹き飛ばすような…とは言わないまでも、もっともっと、力強いシュートを打てる技術は必要です。
運動量は、今日の対戦相手2チームと比べると、4倍はあったでしょうか。それに満足することなく、それほど圧倒した戦いの中でも、もっと動きの質を高めていくことにこだわって欲しかったのですが、何人かの選手は、温度差を感じました。
疲れる、だりぃ、ちょっとサボったetc ネガティブフレーズが会話の名で我が物顔になっていてはダメです。
それを戒めたり、もちろん、自分で言わないと決めることは、絶対大事だと思います。
コンセプトは、チーム力はまだまだ全員が同じ方向を向いているとは言い難いかなぁ。ファーストディフェンス、奪った後のボールの処理は、これまた選手全員の意識の向上が必要ですね。そして、サイド攻撃は、普段の練習で〝あれほど〟やっているのに…練習のための練習になってしまっていませんか?
1月には県1部リーグ再開です。そして、新シーズンは、関東大会連続出場を目指すことになります。
ワンランク、ツーランク 意識を高いレベルに上げましょう。
4日連続トレーニングマッチの2日目。はじめての私からの指示で戸惑いもあったでしょうが、選手たちはとても良く話を聞いてくれました。私も気持ちよく話をすることができました。
帰りには、ちょっと寄り道して、阿見アウトレットを探索。楽しかったです。
〝蹴り納め〟は、ボールを蹴ることなく納まりましたが、とてもとても気持ち良い1日となりました。
順蹴との蹴り始めは新春4日 これまたU-14の選手たちと波崎遠征です。
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