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3年生へのエール…のつもり [コメント]

たいへんなことが起きました。

我が家の洗濯機で、私の愛読していたコミックが丸々1冊 私の衣類と共に洗われてしまいました。

何でコミックが洗濯機の中に…昨晩は新年会でぇ

結果 衣類は元コミックのペーパーが頑固に付着し、洗濯機は穴という穴にペーパーが詰まり、洗濯物を取り出した床は一面真っ白。

私は仕事で家をでましたので、帰宅後の身の安全、衣類のその後、そして洗濯機の無事が心配です。

あってはならないことが起きてしまいました。

さて、私は午前中は、後輩たちが企画、主催した公開講座で勉強させて頂きました。

『保育園・幼稚園に通う発達障がい児との関わり』という題目で、98%が女性 保育士、母親でした。

その中で、『発達障がいを持ったお子さんだからと言って特別な関わりではなく、普段の保育、生活の中でお子さんと上手に分かり合えた場面を大事にして、それを積み重ねること。上手くいかなくなったときには、そこに立ち返れるようにしておくことが大事』との話がありました。

我が子の〝取扱い〟はどうだったんだろう…と顧みてみましたが、分かり合えたのはサッカーを通じてだったなぁと改めてサッカーがあることの幸せを噛みしめていました。

また、こういった講座では『褒めること』の大事さ、成長への後押しとなるキーワード、安心etcに言及されますが、本日もまずは『褒める』ことを良しとするお話がありました。

しかし、そのあとで『命に関わる危険なことは、一喝してでも止める。強く叱って伝えることも仕方ない』という話にも触れていました。

この〝一喝する〟〝叱る〟といったことが、どうしてもマイナスイメージとして取り扱われるのが今風なのでしょうが、誰しもが注意を受けないで行動できるはずはないのです。

それは、発達障がいを持っていようが、そうではなかろうが人間だれしもが、そうなのだろうと思います。

では、『褒める』という事に対しても、大きな誤解があるようです。

ほんまでっかTVで紹介されたスタンフォード大学の研究で、『がんばったね』と行動の努力のプロセスを褒めたグループと、『頭が良いね』とその結果を褒めたグループの成長についてみると、前者は30ポイントの成長、後者は20ポイントの後退(このポイントはどのような指標であるのか不明)とあり、その開きは50ポイントまでになったとのこと。

『がんばったね』と褒めるとチャレンヂング意欲が湧き、『頭がいいね』と褒められると、それを維持したいと思うようになり、自分が得意なことしかやらない、あるいは難易度の低いものにしかやらない傾向があったと言います。

『褒める』ことでも、成長を妨げてしまう危険性もあるんだという事実ですね。

さぁ、順蹴FAの選手たちはどうでしょう。

ジュニアサッカーで、エース格だった頃から比べると、断然『褒められる』回数は減っていることは確かでしょうね。

逆に『叱られる』『一喝される』ことは、何十倍も多くなったのかなぁ。

でも、『褒められる』ことの内容、質は断然向上したのではないでしょうか。

それは、自分で『がんばった』と思うことであっても〝まだできるよ〟と自分の限界を自分で作ってしまっていたことに対する気づきであったり、先輩や、コーチの真似をしていくことで自分が気づいていないなかで、自然に身についてきたことが『褒められた』ことでわかったりする瞬間がきっとあると思います。

順蹴優勝 045.JPG

三戸代表のことを『理不尽魔王』と言う不届き選手もいます(…誰とは言いませんが)。

これは、選手たちが、まだ三戸代表の発信することの意味の理解、解釈ができないことで、選手はイライラし、不安になり、時には自信喪失してしまいます。

しかし、それが、ある時を境に、立ち振る舞い、挨拶、片づけなどに自発性が現れるようになる。

三戸代表の話を、前のめりになって聞くようになる。

そこに、『一喝』されてきたことへの自己反省と自分なりの解釈、『褒められる』ことの質が抜群に上がった事での成長曲線の急上昇の姿が現れてくるのでしょう。

順蹴優勝 058.JPG

中学3年生は、受験を迎えました。みなが皆 第一志望校に合格できれば、万々歳ですが、そう上手くはいかないのも現実には起こりえます。

でも、順蹴FAで養った力は、うまくいっても、そうでなくても〝その後〟を自分で考えられるものになっています。

堂々と、今まで努力を重ねてきた成果を発揮してください。

そして、3月のグラデュエーション・カップで最後のオレンジの勇士を魅せてください。

前置きが非常に長くなりましたが、3年生へのエールでした。


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